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★ おしぼりが出ない場合の対応 西洋料理店と和食料理店の最大の違いは、おしぼりを出すか出さないかだ、といわれます。 私たち日本人はおしぼりに慣れているため、レストランに入る際に、手を洗って行かず、すぐ食事がはじまるので、あわてる人が多いのです。 では汚い手でパンをちぎって、美味しいでしょうか? こんなときは無作法に見えても「お化粧を直してきます」といって、手を洗ってくるほうが、よほど慣れているように見られます。 あるいはそれができなければ、濡れナプキンをいつもハンドバッグに入れておき、目立たぬように手をふいてもかまいません。 食事のマナーの本を読むと「すべからず」という否定のマナーばかり出ていますが、ときには無視するほうが、優雅にさえ見えます。 たとえばハンカチをナプキン代わりにするのはマナー違反と出ています。 しかしナプキンの出ないレストランでは、ハンカチをスカートの上に広げて、なんの問題もありません。 出さないレストランのほうが、マナー違反だからです。 ★ お酒類の扱い方のマナー フレンチのソースや赤ワインが白いスカートにこぼれたら、それこそウェイターを呼んで大騒ぎするでしょう。それを未然に防ぐための方法なのです。 ワインの話が出ましたが、レストランでのアルコール類は、すべてテーブルに置いたまま注ぐものなので、日本酒のように盃やコップを持たないことです。 また女性同士の場合と違い、男性との席では、たとえワインがテーブルの上に会っても、女性からお酌をしてはいけません。 これが和食店との違いになります。こちらの店では、たとえワインでも酌をしてもいいのです。 しかし、レストランでは、 「もう少し、頂いてよろしい?」 と、男性に注いでもらうのが礼儀です。 |
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