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★ 心の優しさが伝わってくる人 「この人ってイヤなタイプ」 話をしていて、そう思うことはありませんか? そういう人のほとんどは、話し相手の目を見なかったり、そらしているはずです。 目を見る、反対に自分の目を見せる、ということは、心を開くという意味です。昔から「目は心の窓」といわれているように、心が悲しければ目に涙が出る、怒りがこみ上げれば、目に険が出るでしょう。 そういう大切な目をそらせたりして、相手に心を見せない人は、とても陰険です。 目が悪くてサングラスをかけている人は別として、かっこづけで人前でサングラスをはずさない人は、だから上品といわれないのです。 心の優しい人は、むしろ相手の目をのぞき込むようにして、ほほえみます。だからこそ、心の優しさが伝わってくるのです。 おもしろいことに「目医者は騙されない」といわれてきました。目をのぞき込むのが仕事ですから、その人の本心が読み取れるのかもしれません。 また、雑誌などを見ていると、人物を特定されないよう、目を黒く隠している写真がありませんか?これも、目にその人の特徴が出ることの証拠です。それほど目はその人の性格を映し出すものです。 ★ 最強のまなざしをマスターしましょう たとえば鏡に向かって、目を動かしてみましょう。一人ではむずかしいので、友人と組んでしてみましょう。最初に視線を下げていくと、次第に寂しい顔立ちになります。 今度は顔を動かさずにまっすぐ視線を上げていくと、考えている感じになります。さらにその目を斜め上に移したり、斜め脇、斜め下を見るようにするのです。 斜めにすると、不思議なことに、邪まな感じがでてきませんか? 意地悪くしているようにも見えるでしょう。 友だちと向かい合って、このように目を動かすだけで、上品にも下品にもなることがわかると思います。 まなざしとは目の表情であって、だからとても大切なのです。 この中で、安心できる視線は、ちょっと首を傾げて、優しく相手の目を見ることだと、納得できると思います。 モナ・リザの微笑は、いわば神秘性を秘めたまなざしでありながら、実に上品です。そのモデルはフィレンツェの貴族、フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻、リサだとう説や、モデルは男性だ、という説もあります。 男と女どちらであっても、微笑と相手を優しく見つめるまなざしが、いかに上品さを表わす武器か、ということがわかるでしょう。 このまなざしをマスターすれば、あなたでも、ワンランク、ツーランク上に思われるはずです。さっそく今夜から練習して、明日から実行に移してみませんか? |
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