大人の女性の品格は、気品・気づかい・マナーで作られ、日常の立ち居振る舞い・身なり・上品なしぐさ・優しい言葉づかいで決まる!

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下品さは、言葉だけでなく「はしたない行為」からも生まれる




★ 言葉は丁寧にしても下品さを隠せないことがある

下品さを表わす言葉はたくさんあります。

消去法といって、マイナス点の多いものを順次除外していくと、プラスだけが残るという方法があります。

いまここに、下品な行為を並べてみましょう。すると、これらの行為を一切しなければ上品さが残ることになります。

気品を磨くというと、とてもむずかしい上に面倒くさく、「私にはとてもムリだわ」と思うかもしれませんが、消去法でいけば、意外に簡単でしょう。

たとえば、
■ すぐ、いやそうな顔をする(見苦しい)

■ 自分の言い分を押し通そうとする(図々しい)

■ 人の持ち物を欲しがる(さもしい)

■ 立ち聞き、盗み聞きをする(いやしい)

■ 人を騙す、うそをつく(卑怯、卑劣)

■ 知ったかぶりをする(みっともない)
たったこれだけのことでも、あなたの心から消し去れば、それだけで、昨日のあなたではなくなります。

このほか、昔から特に女性の注意すべきこととして、
■ 競う、争う、くらべる
があげられます。これは「私のほうが上よ」と、金にモノをいわ゛て勝とうとする心を戒めたものです。
さらには、

■ プライベートな質問を、しつこくする
というはしたないおしゃべりもあります。
どこへ行くの? どこで買ったの? 誰と会うの? いくらしたの?
こういう問いかけは、心が汚いと思われるので、しないほうがいいのです。
どんなに高価な装いをしていても、
「あら、これからどちらへお出かけ?」
などというようでは、お里が知れてしまいます。

実際、夫が朝、出勤するときに、妻から、
「今夜も遅いんですか? どなたとお会いになるのですか?」
皮肉たっぷりにこういわれると、男たちは腹の中に憎しみが渦巻くものです。

言葉を丁寧にすればするほど、下品になりますから、注意しなければなりません。

★ 「マイナスの気持ちや心」を捨てよう

@ 嫉妬心
A 軽蔑心
B 虚栄心
この三つのマイナスの心から出ているものです。できれば全部とはいえないにしても、捨てられるものから捨てていきましょう。


こういう気持ちのある女性は、目じり(こめかみのところ)に、やけどのようなシミが、若いうちから表れる、といいます。もともと、このシミは、年を重ねるにつれて出てくるもので、老年シミといわれるものです。

ところが、いつも心がジリジリ、ブスブス燃えていると、それが早くも中年に表れてしまうのです。

いわば品の良し悪しの目印ですから、鏡で点検してみましょう。



今日から上品さを身につけて「内面のきれい」を磨こう
上品さと気品は健康な食事のとり方から生まれる
口を閉じて、相手の話しに耳を傾けよう
前髪を上げるだけで大人の女性に変わる
不必要な下品な情報回路を遮断する習慣をつけよう
電車の中ではケータイも化粧も禁止
下品さは、言葉だけでなく「はしたない行為」からも生まれる
なぜ「秘書は美人」に見られたり思われるのか?
歯並びのきれいな女性は、聡明に見える
自信のない女性は帽子をかぶろう
表情の柔らかい女性には、安心感がある
「上品な人」と「上品ぶる人」は根本的に違う
手紙のルールには理由がある


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