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★ ケータイを離さずにいられない人 ケータイほど便利なモノはありません。これをもつな、使うなといえば、誰だって反発するでしょうし、第一、ムリな話しです。 とはいえ、起きている間中、ケータイを握りしめているのはどうでしょう。 これは他人から指摘されることではなく、自分自身で「ふさわしくない」と思ったときには、絶対持つべきではないのです。 ある結婚式で挙式が終わって披露宴に移る合間に、花嫁がさかんにメールを打っている姿があったようですが、花婿の母親は、実にイヤな顔をして、それを見ていたそうです。 誰だって、元カレに打っているのではないかと疑われても仕方ないでしょう。 ケータイは年上の人の前では、使わないほうが賢明です。「その習慣をもたない人」の前では、どんな習慣も見せてはならないのです。 たとえば、人前で抱擁、キスの習慣のない日本の社会では、いくらその習慣があるといっても、見せないほうが品があります。 会社の会議の席上、ケータイをいじっていたら、上司から会議に熱心でないと思われて当然でしょう。 ★ してはいけないこと、してはいけないとき ケータイは、会議の席には持っていってはいけないのだ、と自分に言い聞かせて実行すると、次第に顔がキリッと締まっていくものです。 特に若い女性は、電車の中で飲みものを飲んだり、化粧をしたり、優先席付近でケータイを使うこともなくなるはずです。 心理学の専門家に言わせますと、特に若い女性は、「ケータイ依存症」になっているのだそうです。女性はもともと「頼りにする人」を欲しがる生き物です。 保護されたい、しっかり守られたい、という気持ちが男性を求めてしくわけですが、最近は結婚願望派ばかりでなく、シングル願望も強くなっています。 この女性たちがケータイを頼りにするのだそうですが、できれば、そういうものに依存しないで、自立心を持ったほうが、すばらしい人格の女性になるような気がします。 思いきって、ケータイから手を離す時間を、一日の中につくってみましょう。 ケータイを通して誰かとつながっているより、自分の目の前にいる人とつながったほうが、自信ができるはずです。 おもしろいことに、ケータイが普及してから社内結婚が少なくなった、という話があります。目の前の男性より、まだ見ぬ男性のほうが、よさそうに思われるのかもしれません。 ところが男に騙される女性の10人中7人は、ケータイからです。 フワフワしたメールの言葉を信じるようでは、品のある女性には、とうていなれません。 |
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