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お金を上品に扱っているどうかは、財布を見れば、一目でわかります。 もともと札は折り目をさけないのがマナーですから、二つ折り、四つ折にはしないことです。 またお金を出すときに、一万円札も五千円、千円札もごっちゃくにしている人がいます。 これも下品な上に、支払うときに時間がかかり、間違える危険性さえあります。 また財布がふくらんでいる人もいます。これみよがしに一万円札を五十枚も入れていたら、イヤミでしょう。 また同じふくらんでいるのでも、レシートや領収書をつっこんでおくのは考えものです。だらしがない、と思われるからです。 名刺入れも同じことで、ぎっしりパンパンでは、交換して頂いた名刺を、まったく整理していないのがみえみえです。 どんなにうやうやしく差し出し、頂戴しても、名刺入れがそんな具合では、運が飛んでいってしまうでしょう。少なくとも、そういう相手とは、離れていたほうがいいのです。 財布の中から名刺を出す人もいますが、これは最低です。 なぜか分かりますか? 札は新札以外は、人手を渡ってきたものですから、自分をおとしめて、相手に渡すことになるからです。 また男性の中には、夏になると、お尻のポケットに財布や名刺入れを入れている人がいます。 これが下品であることは、理由をいわないでもわかるでしょう。 なお、財布の色彩は黒と茶が基本です。女性は赤を使いやすいようですが、できるだけ地味な赤がいいでしょう。これ以外の色だと、下品に見えるものです。 |
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