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★ あいさつがきちんとできない人には、気づかいなど無理 気づかいとか、コミュニケーションを語る以前に、社会で誰もが最低限のこととして、守らなければならないことがあります。それが「あいさつ」ではないでしょうか。 あいさつは、コミュニケーションの初歩です。 家庭において、あるいは幼稚園や保育園でも、あいさつをしっかりすることを教えていると思います。もちろん、朝出勤して、無言のままでデスクに座るということはさすがにあまりないでしょう。 しかし、「おはようこざいます」という時に、ただ機械的に声を発していませんか? 今朝の自分が、家族や同僚にどうあいさつしたか、を思い出してみてください。 あなたは笑顔でしたか? はっきり聞き取れる発音でしたか? そのときの姿勢はどうでしたか? おそらく、あまり覚えていない人がほとんどだと思います。 日常的なあいさつは、すっかり習慣になってしまって、無意識にかわしているため、あまり記憶に残っていないものです。小さな声でボソッとあいさつしたり、無表情でただ声を発しただけという人も少なくないのではないでしょうか。 でも、あいさつを大切にすることは、人間関係の基本として、とても重要なことです。 そもそも、あいさつがきちんとできない人に、他人への気づかいができるとは、到底思えません。 ★ 心の中で相手に気持ちを語りかけてあいさつをする そこで、あいさつする時には、気持ちを込めるように意識してみてください。「おはようございます」と言うときには、「今日も一緒に仕事を頑張りましょう。宜しくお願いします」という気持ちを込めるようにしましょう。 仕事を終えて「お疲れ様でした」とあいさつをする時は、「お先に帰りますが、また明日もよろしくお願いします」と、心の中で相手に語りかけるのです。「いただきます」「ありがとう」と言う時にも、心から感謝の気持ちを込めるようにしましょう。 気持ちが入れば、表情も自然と笑顔になるはずです。気持ちを込めることで声もはっきり出るでしょう。 姿勢もよくなるかもしれません。それに、相手に気持ちよくあいさつされれば、誰だって気分が悪くなることはないでしょう。いつも元気に、ハキハキとあいさつされれば、なんとなく好感を持つものです。つい気を許してしまうかもしれません。 あいさつは、誰にでもできるコミュニケーションです。だからこそ、簡単に差をつけることができるのです。 それに、元気よく心を込めてあいさつすることで、自分も晴れやかな気持ちになれて一石二鳥ではないでしょうか。 まずは、コミュニケーションの初歩であるあいさつをきちんとすることが、気づかいの第一歩です。今日からぜひ始めてみましょう。 【チェックポイント】 気持ちよくあいさつをすれば、相手に好感をもたれる |
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