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★ 明らかな相手のこだわりポイントをほめよう 初対面の人やあまり親しくない相手と会話する時、話題を見つけるのは難しいかもしれません。 そんな時は、相手のこだわりポイントを見つけてほめるのが有効です。 ネクタイ、時計、バッグなど身につけているもので、見た目だけでもその人のこだわりが分かる場合があります。「その腕時計、とても素敵ですね」などといってきっかけを作れば、相手も喜んで話を進めてくれるでしょう。 ただ、明らかにこだわりが分かる部分は、誰でも話題にするかもしれません。 品格のある気づかいというのは、なかなか他人が気づかないような部分に着目してほめることではないでしょうか。 たとえば、体格や身のこなしで運動神経がよさそうな人には、「何かスポーツをされているのですか?」と聞いてみるとか、知的な印象を漂わせている人なら、読書や映画の話題をふってみるとか、外見でも「笑顔が素敵ですね」だと平凡なので、「とても深みのあるお声ですね」とか、「手の表情が豊かですね」という独自の視点でのほめ言葉のほうがベター。 そのためには、相手を深く観察することが近道となります。 【チェックポイント】 相手をより深く観察して、気づいてあげる 【大人の常識マナークイズ】 Q 格式のあるレストランで食事中に、トイレに行きたくなってしまいました。この場合、次のうち、どのように行動するのがベストなのでしょうか? @ マナー違反なので、なるべく我慢する A 「ちょっとお手洗いに」と告げて、席を立つ B 「失礼します」とだけ告げて、席を立つ C 「電話をしてきます」とごまかして席を立つ A 正解はBです。 格式のあるレストランとはいえ、トイレに立つのがNGではありませんので、我慢する必要はないでしょう。ただ、「お手洗いに」とはっきり言ってしまうのは食事中の相手に対しては失礼。 「電話をかけるための中座」も、食事中は避けるべきです。この場合、Bのように、席を立つ理由をはっきり告げないことは問題ありません。スマートな対応と言えます。 |
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