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★ ユリやシクラメンなどお祝いごとにふさわしくない花もある お祝いに花を贈るなら、晴れやかな印象のあるバラ、ラン、アンスリウムなどが一般的です。 花粉が飛びやすいユリなどは花粉で洋服を汚してしまう可能性があり、シクラメンも「死」と「苦」を連想するのでNG。キクはお悔やみのイメージが強いので避けます。 長寿祝いの品には、マフラーやマッサージ器などを贈ることが多いのですが、お年寄り扱いされるのを歓迎しない人もいるので、本人の気持ちを重視して遊びたいものです。 釣りやカメラ、ガーデニング、旅行、音楽鑑賞、ウォーキングといった、本人の趣味に関連したアイテムを贈るのもいいと思います。 新築や新居のお祝いには、インテリアや家具などが適していますが、ほかの人とかち合ってしまうこともあるので、キッチン用品や観葉植物、酒類などの普段づかいの物を贈るのも喜ばれます。 商品券を贈るのもOK。商品券の場合の相場は友人なら5000円くらい、親族なら1〜3万円くらいを目安にしましょう。 また、新居や新築祝いに贈る場合、真っ赤な色の品物や、ストーブ、ライターなどは家事を連想させるのでNGです。 【チェックポイント】 お祝いごとにふさわしくないアイテムを知っておく 【大人の常識マナークイズ】 Q お世話になっている取引先の部長が、転勤することになりました。お祝いの品を贈りたいと思いますが、転勤の事情はわかりません。この場合、表書きになんと書くのがふさわしいでしょう? @ 「お祝い」とだけ書く。 A 「ご転勤お祝い」と書く。 B 「ご栄転お祝い」と書く。 C 「ご就任お祝い」と書く。 A 正解はCです。 表書きは、転勤が「栄転」なのか「左遷」なのかによって変わります。左遷された人に「ご栄転お祝い」と書いて贈ってしまえば、嫌味とも取られません。転勤の事情が不明ならば、のしはつけずに、「ご就任お祝い」と半紙に書いて貼るのがいいでしょう。 @の「お祝い」なら、どちらでも無難なように見えますが、「お祝い」を使うのは栄転の場合のみです。
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