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★ ブロックをかけるのがクセになると、抜け出せなくなる 気づかいをしようと思っても、なかなか上手にできない、という人は、「こんなことをしても余計なお世話かもしれない」とか、「かえって迷惑かも・・・」などと、自分で勝手に心にブロックを欠けている場合が多いかもしれません。 確かに、相手や状況によっては、余計なお世話になってしまうこともあるでしょう。だからこそ、相手をしっかり観察することが必要なのです。 ですが、気づかいにブロックをかけることがクセになってしまうと、抜け出すのが難しくなります。そこで、ブロックしている自分の気持ちをあえて相手に伝えてしまうことで、その不安を解消することが有効です。 つまり、次のようなひと言を付け加えることをオススメします。 ★ 先回りして本音をさらけ出すワンフレーズが効果的 「余計なことかもしれないと思ったのですが・・・」「かえって迷惑かもしれないのですが・・・」「私ではお役に立てないかもしれませんが・・・」などといったワンフレーズを先に口にすることで、先回りして自分の本音をさらけ出してしまうのです。そうすれば、自分も楽になるばかりか、相手への配慮が伝わる効果もあります。 こちらの本音が伝われば、相手がもし、本当は厚意を断りたいと思っている場合にも、正直に答えやすくなります。 友人同士であっても、元気がなさそうに見える人がいたら、「お節介かもしれないんだけど、最近、なんだか元気がないんじゃない?何か心配ごとでもあるの?」などと声をかけると、相手を気にかけていることが伝わります。 もしふれてほしくなかったとしても、「自分を気にかけてくれているんだ」という、あなたの配慮が必ず伝わるはずです。 心にブロックがあること自体は、決して悪いことではないのです。相手のことを深く思うからこそ、不安が生まれるのですから。 ただ、その不安は、「相手に何かをしてあげたい」という気持ち以上に、「自分が相手にどう思われてしまうか?」という気持ちが勝ってしまっているから生まれるということもいえるでしょう。 気づかいがうまくできない時は、自分の心のうちを見詰め、心にブロックがかかっているかどうかをまずは確認してください。そして、少しだけ勇気を出して、自分の本音を隠さずに言ってしまいましょう。 【チェックポイント】 本音をさらけ出すフレーズが、心を楽にする |
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