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★ 質問攻めにしてしまうと相手は警戒する 初対面の相手だと、緊張してしまうし、会話が弾まないことも多いと思います。そこで、初対面の相手と会話する時のコツをお教えしましょう。 ありがちな失敗は、「インタビュアー」になってしまうことです。 初対面とはいえ、相手のことを知りたいと思うあまり、質問攻めのようになってしまってはマナー違反です。 得体の知れない相手にあれこれ聞かれたら、通常は警戒心が働くものです。まずは、こちらから心を開いて、自分何が好きとか、趣味は何であるとか、「この前○○に行ってきたんですよ」など、内容は何でもいいので、相手より先に自分のことを話してみるのがルールだと思ってください。 ただし、あまりに自分の話ばかりしていてもいけません。頃合を見計らって、相手にも話をふってあげることです。この場合、相手との共通点が何かひとつあれば、糸口になります。 出身地や住んでいる街が近いとか、学生自体の部活、趣味や好きな音楽とかテレビ番組とか血液型でも、なんでもいいのです。ひとつのきっかけでお互いの距離がグンと縮まれば、一気に親近感が湧いてくるものです。 ★ 話題づくりに「きどにたてかけし衣食住」の法則を活用 参考までに、話題に困った時には「きどにたてかけし衣食住」の法則を覚えておきましょう。 つまり、「き(気候)・ど(道楽・趣味)・に(ニュース)・た(旅)・て(テレビ)・か(家庭)・け(健康)・し(仕事)・衣(衣服)・食(食べもの)・住(住所・住居)」のどれかを話題にすれば、会話が広がるというものです。 これに縛られる必要はありませんが、困った時のために覚えておくと便利です。 また、初対面の相手との会話で心がけたいのは、相手の話すスピードやペース、波長にこちらが合わせることも重要なテクニックです。 ゆっくりと話す相手には、こちらもそのペースに合わせてゆっくりめにすることです。早口の相手であれば、基本的には聞き役に回って、とにかく相手のペースを崩さないように適度に相づちを打ちましょう。 もし、無口な人なら、こちらが無理して一方的に話すことはありません。そんな時は沈黙が気まずいとは思いますが、相手のほうはあまり気にならないものです。 沈黙に焦るあまり、意味のない質問をしてしまって会話が迷走してしまうよりは、むしろ黙っているほうがいいでしょう。 沈黙を利用するのも一種のテクニックなのです。沈黙が生まれると、その後に相手が本当に話したいことを話してくれることもあります。間を置くことで、ワンクッション入ることにより、お互いのペースが安定して会話が落ち着く効果もあるので、決して沈黙をおそれずに、それを活かすというワザも覚えましょう。 【チェックポイント】 相手のペースや波長に合わせるテクニックを体得 |
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