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★ 相手によって態度が違うと、信用できない人と思われる 人間同士ですから、どうしても相性のよくない場合もあります。 「別に嫌な人ではないのだけれど、自分とは合わない」ことは、誰にでもあるでしょう。 でも、合わない相手だからと、それをはっきり表に出してしまうのは感心しません。 相手によってあまりにも態度が違うでは、信用できない人間だと思われてしまいます。 やはり、人の好き嫌いを表に出さないことが、気づかいあり大人の態度と言えるでしょう。ただし、無理をして合わない人に取り入ったりすることはありません。 1日に1〜2回話しかける程度で十分です。長話をする必要もありません。 とにかく、自分から話しかけることで、相手に敵意を持っていないことをアピールすればいいのです。 友人グループ内の人なら、顔を合わせた時に1回とか、職場の同僚なら1日に1回でもいいでしょう。 仲良しにならなくても、まったく話をしないのでは溝を深めます。特に同じ職場であれば、まったく関わりを持たないのも不自然ですので、苦手な人に対しても自分から声かけし、溝を深めないことが、品格のある気づかいと言えるでしょう。 【チェックポイント】 苦手な人でも、1回は自分から話しかける 【大人の常識マナークイズ】 Q 上司の指示どおりに企画書を作ったところ、「オレの指示と違う」と怒られました。でも、完全な上司の勘違いで、別の企画書への指示と混同している様子。この場合、どのようにするのがいいでしょう? @ 「お言葉ですが・・・」と、間違いをきっぱりと指摘する。 A 「あの、それは別の企画書では・・・」と、やんわりと指摘する。 B 「申し訳ありません」と謝罪し、再提出の際に指摘する。 C 「私も最初は間違えました・・」と、自分もミスしたフリで指摘する。 A 正解はCです。 会社はタテ社会ですが、上司が間違っていることが明らかなら、イエスマンではいけません。こういった場合には、きちんと訂正することも大切。ですが、上司に恥をかかせないように配慮を。@は強過ぎる態度ですし、AやBだと、上司もバツが悪いはず。 「じつは私も間違えかけました」などの言葉で指摘するのが、もっとも角が立たないでしょう。 |
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