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★ 慣れた作業だからと、つい油断をするとミスが出る 仕事にしても、日常の行動にしても、毎日続けて慣れていることに対して、人はついつい油断をしてしまうものです。 慣れた作業ならば、特に意識しなくても、体が覚えているので、簡単にできるかもしれません。 しかし、そんな状態では油断をするために気が緩んでしまい、注意力や集中力が散漫になりがちで、思わぬミスをしてしまうことがあります。 人に気づかいをするうえでは、こうした気の緩みは大敵です。 気づかいができる人は、常に相手のことをよく観察し、ちょっとした動作や言動からその人の気持ちを察して行動しているのです。それには人並み以上の集中力と注意力が必要になります。 つまり、日常生活において、集中力や注意力を養うクセをつけていないと、他人に気を配れる人にはなかなかなれないのではないでしょうか。 朝の身支度や掃除や炊事などの家事、あるいは職場で毎日やっている作業など、当たり前のことや小さなことを、毎日丁寧にコツコツと集中してやっていくことで、人を気づかう基礎能力を養えるのです。 【チェックポイント】 日常の家事などを丁寧に行うことで注意力が身につく 【大人の常識マナークイズ】 Q 遅刻しそうになり、駅のホームで会社へ電話をかけようとしたところに電車がきました。この場合の行動として適切なものを、下記より選んでください。 @ きた電車に乗り、会社の最寄り駅で下車してから電話する。 A 電車を1本遅らせて、すぐ会社へ電話する。 B 乗車後、車内から会社へメールで報告する。 C 乗車後、車内から会社へ電話で報告する。 A 正解はAです。 少しでも早く到着したいからと、連絡を後回しにしてはいけません。もちろん、車内での電話はマナー違反ですし、遅刻の連絡をメールでするのもNG。 この場合、会社には迅速に遅刻の旨を伝えることと、対応が相談できるようにメールではなく、電話で連絡することが優先です。 したがって、A以外の行動はすべて不適格ということになります。
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