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★ 悪い姿勢は相手を不快にさせ、失礼な態度とも受け取られる 背筋がピンと伸びた立ち姿、そんな凛とした姿勢の良さは相手に好印象を与えます。 逆に背中の丸まった悪い姿勢で人に接していたのでは、印象が悪いばかりか、相手に不快な印象を与えてしまい、失礼な態度にもなりかねません。 イスに座った時も、背もたれに寄りかかっていると、どことなく怠惰な印象を与えてしまうものです。 また、女性であれば、脚をしっかりと閉じていないとだらしなく見えるので、印象が悪くなります。 立ち姿を美しくして、相手に好印象を与えるには、次の二つのコツをマスターすることです。 まずは、お尻に力を入れて、膝とつま先が同じ方向を向くように揃えてください。次に、背筋と膝の裏を伸ばすように意識して立つこと。これだけです。 この2つのポイントを意識するだけでも、立ち姿が大きく変わるはずです。 特に大切なのは膝です。気をつけないと、意外に膝は曲がりやすいので、膝の裏側を常に意識するだけでも、かなり立ち姿が違ってくるようです。 ★ いい座り方を心がけることでトレーニングにもなる 座り方にもコツがあります。 イスの背もたれには決してよりかからず、浅めに腰かけて背筋を伸ばすように意識してください。このとき、膝頭をぴったりつけて揃えることが大切です。 膝頭を揃えると脚をきっちり閉じることができます。 いつもこの座り方を意識して実践していると、膝の筋肉や腹筋のトレーニングにもなり、前進のスタイルもよくなるといわれていますので一石二鳥です。 また、脚は横に滑らせて、斜めに流すのが美しい座り方のコツ。背もたれによりかからないだけでなく、腰かけた時にはしっかり伸ばすことも忘れてはいけません。 まずは、鏡の前で立ったり座ったりして、最初に自分の姿をチェックしてみるのもいいでしょう。正面だけでなく、横向きでも見てみるのがポイントです。 立ち姿の左右のバランスはどうでしょうか? 立った時に膝は曲がっていませんか? 背筋は伸びていますか? 座った時に膝頭はちゃんとついていますか? こうしてあらためてチェックしてみると、今まで気づいていなかった自分の姿勢のクセも見つかることが多いはずです。 凛とした、隙のない立ち姿と座り姿をマスターしておけば、いつでも相手に好印象を与えることができます。 姿勢のきれいな人を前にすると、こちらも気分がいいものです。自分の立ち姿、座り姿のクセをしっかり直して、美しい姿勢を身につけましょう。 【チェックポイント】 鏡の前で自分の姿勢のクセをチェックしておく |
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